山口二郎『若者のための政治マニュアル』を読みました。
この本は著者の考える政治に対しての心構えを享受しています。
私はわりと、この本で批判している「自己責任」の立場を受け入れた考え方をしていたので、この本を読んで自分の考えを見つめ直す機会を持てたのではないかと思います。ここでいう「自己責任」とは、例えば「香田証生さんが殺害されてしまった事件」での世論のことです。当時、メディアでは「危険なところに自分から行ったのだから“自己責任”だ」という意見が多くありました、そして私自身も若干そちらに近い意見を持っていました。
しかし、本当に「自己責任」で済ませてよい問題なのでしょうか?私は今ではそう思いません。なぜなら、あの当時(おそらく現在も)確かに、我々は「行き過ぎた自己責任論」を語っていたと感じるからです。「自己責任」を語る人はこの著者の意見を読んでみてください(そのうえでも、「自己責任」と思うのなら仕方ありませんが…)。
ただ、この本は「マニュアル」を語っているにもかかわらず、著者の意見が強すぎます。その点で強くオススメできる本ではありませんが、著者の意見には傾聴の価値はあると思います。
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