今までにチャップリン映画は『街の灯』しか見てないのですが、そのときには非常に感銘を受けた覚えがあります。やっぱり只者ではないと。
この映画は今までのチャップリン映画とは違い、喜劇ではありません。チャップリンの悲劇映画処女作です。
さて『巴里の女性』を見ると、観客はこの物語の冒頭クレジットでチャップリンが出演していないことを告げられます。これには以下の理由があるようです(以下wikipediaより引用)
主役のマリー・サン・クレールは、エドナ・パーヴァイアンスにより演じられた。チャップリンがこの映画を製作した理由のひとつに、彼女を、チャップリンとの共演でなくとも通用する女優として世間に認知させようとしたことである。また、もうひとつの理由として、カメラの後方にまわり演出に専念してみたいという、チャップリン自身の意向もあった。しかし、そのようなチャップリンの狙いに反し、エドナ・パーヴァイアンスは、チャップリン映画に出演していた頃程には成功を手にする事は出来なかった。皮肉にも、本作により人気を得たのは、アドルフ・マンジューであった。
おもしろいと思ったのは太字にした部分、チャップリンが初めて挑戦した悲劇映画で彼の予想しない悲劇が起きたことです。こういう逸話を聞くと映画史が作られた背景を学ぶのも面白いと思いますね。
この映画はチャップリンの喜劇を期待した人が多かったために当時、観客には不評だったそうです。僕も『街の灯』ほどの感銘を受けませんでした。そのため“今の映画”に慣れている僕らが見ると、中には退屈な思いをする人がいるかもしれません。しかし、確かに天才が作った作品だと感じることができる作品です。
評価 ★★★☆☆
ちなみに僕が数多くあるチャップリン映画の中からこの映画を選んだのは日本の音楽アーティスト the pillows 作曲の『巴里の女性マリー』という曲が好きだからです。是非、こちらも聞いてみてください。個人的に、Theピーズwithクハラカズユキによるカバーのほうがオススメです。
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