監督・脚本ペトロ・アルモドバル『抱擁のかけら』を見ました。
作中でも言及されていましたが、主演女優のペネロペ・クルスが美しすぎです。しかし、はっきり言えるのはそれくらいです。個人的には、そこまで高い評価を受ける映画かなと思ってしまいました。確かに人物の心情表現は見所だと思うし、特に「嫉妬」という感情が良く描かれてると思う。だけどぺネロ・ペクルスの存在感があるからこそ成り立っている映画だと思わざるを得ないです。彼女がいるからこそ映像が美しく、引き締まって見えたし、映画にも引き込まれた。でも彼女なしには成り立たないんじゃないかな。
簡単に言っちゃえば、それほどにはおもしろくなかった…のだけれど、なぜか映像が頭に焼きついている。心にずっしりとくるわけでもないのだが、イメージがいつまでも漂う感じ。これもぺネロス・クルスの魅力か、それとも監督の力量か?
いくつか物語のラストについて言及したい。
↓↓↓↓ 以下、ネタバレを含みます ↓↓↓↓
ラストで主人公マテオとペネロペ演じるレナが乗った車に突然、車が衝突し、レナの死は唐突に訪れる。ここで当然疑問に思うのは、衝突してきた車は本当に事故だったのか?…ということ。
これは、わざと謎のまま残していることが多分、作品の良さでもあるんだと思う。だけど、一つ疑問に思うのが二人が交わす最後のキスだ。演出としては、初めの回想シーンではキスシーンを映さずに、最後の「ドキュメンタリー」を見たときにキスシーンをはじめて映した方がラストにメリハリが付くんじゃないかなと思うんだけど……そうしなかった意図は何なんだろう?
あと、ライ・Xの思惑が結局なんだったのかわからないで映画が終わる。これについては演出どうこうの問題なのか?伏線が置いてけぼりにされたようでどうも釈然としない。
評価 ★★★☆☆
それにしてもペネロペはヤバイね。確かにあんな女性が存在したら嫉妬に駆られて自制心を失ってもおかしくない。だからペネロペ以外でこの作品は無いね本当に。内容は俺も同意で、別にいいんじゃん?くらいの感じ。ちなみに、ライ・Xはあの2人のドキュメンタリーを完成させることが思惑だったんじゃないの?だからわざわざばれることを承知でマテオに会いに行ったんじゃん?
返信削除なるほど、まあそれだけなんだろうね。
返信削除どこかライ・Xに思わせぶりの印象を受けちゃうなぁ。なんか映画全体で真実を明らかにすることに登場人物が向いていた気がするけど、その評価は見る手に任せるって感じだね。