城山三郎『そうか、もう君はいないのか』を読みました。城山三郎(本名:杉浦栄一)の妻との半生と作家生活を書いた本です。
城山三郎の作品は『男子の本懐』を読んだことがあるのですが、歴史、経済などの内容を含んでいて、なかなか頭を使う小説でしたが、この本は作者の回想記で、非常に読みやすく書かれています。
大切な人がなくなってしまうこと、その喪失が計り知れないものだったことは、作者が第一部までを書き、その先を書けずに亡くなったことからもわかります。
ただ、僕は大切な人がなくなってしまうことなんか考えたくないし、そのことを考えたときの涙は気持ちいいものじゃありません。
こんな夫婦になれたらいい、こんな風に自分の半生を記せたらいいなと思います。
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