ネタバレあります。(そもそも古典に「ネタバレ」という言葉を当てても仕方ない気はしますが…)
驚きました。カレーニンが重体のアンナに会いに来た時のシーン。このシーンによって、これまで嫌な奴だとしか思えなかったカレーニンのイメージが一変します。
そもそも、なぜこれまでカレーニンに対して嫌なイメージを持っていたかと言えば、それはアンナやヴロンスキーに感情移入していたからであって、実際にはカレーニンは全然わるくないのですよね(そのことはアンナ自身も認めていて、“それゆえに”いっそう嫌ってしまっているのですが)。
そしてリョーヴィンとキティの復縁。二人の、文字による秘密のやり取りのシーンは鼻血ものですね。リョーヴィンとともに私までもが有頂天になってしまいそうでした。
脇役っぽい登場人物の心情さえも追うことのできるこの作品は、さながらオーケストラのよう!その演奏はまったりとしているようで、意外にも素早い展開をみせてくれるし、盛り上がり方がクレッシェンドのように期待感とともに段々と強くなっていきます。
2巻でこの盛り上がりなのに、残り3・4巻はどうなるのだろうと楽しみで堪りません。
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