「平常心のレッスン」というよりは、「くよくよ悩まない心構え」といったほうが良いかもしれません。仏教の教えを私生活に流用した本です。
読んでいる間は、なるほどねーと思ってしまいますが、これを実践するのはかなり危険な気がします。なぜなら物事に受動的になるからです。この本は過去の自分と比較せずに、現在のあるがままの状態を受け入れよと言います。しかし、この話では、今の惨めな状態を、「惨め」とは思わないトレーニングにしかならず、いかにも倹約的に“それなりの幸福”を噛み締めなさい、としかなりません。
仏教の教えはなかなかおもしろいし、私と「気が合う」と思うんですが、そっくりそのまま従うわけにはいかないと思いました。「あるがままを受け入れる」という姿勢はフラストレーションを解消するための一つの技(方法)でしかないのです。
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