世の中なんでも、わかりやすくないし、どれだけ説明されても理解なんてできない。

でも、あいまいなことを「書いていく」ことで、なにかが見つけられたらいいなって、そうおもってやってます。

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2012年4月15日日曜日

旅人

大学で学ぶ、というのはこうあるべきだったのだろうなという見本をみせてくれました。

湯川秀樹本人も認めているが、彼という人間は、彼の父、母、祖父、兄弟、学校、先生、読んだ書物等から形成されたのだ。

特に私自身が驚いたのは彼が5,6歳のころに祖父から漢文の素読を(嫌々ながらも)受けていたこと。これが、後に難解な本を読む基礎力をつけていたのであろう。

彼が物理学の道へ進んだことも高校の数学の教師が嫌な奴だったからというのも皮肉な感じがする。もしも数学を嫌いにならなかったら彼はノーベル賞を取らなかっただろうか??

全体を読み終えて、非常に意外だったことは、湯川秀樹という人物は自立的というよりは他の者に敷かれたレールを進んでいることの方が多いのではないかと感じたところだ。
人間だれしも自分で自分のことを100%決められるわけではない、でもだからこそ自分が思っていなかった自分になれるのかもしれない。

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