世の中なんでも、わかりやすくないし、どれだけ説明されても理解なんてできない。

でも、あいまいなことを「書いていく」ことで、なにかが見つけられたらいいなって、そうおもってやってます。

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2012年2月26日日曜日

アンナ・カレーニナ4

アンナ・カレーニナ1~3の感想はこちらをご覧下さい。↓
http://rnakor.blogspot.com/search?q=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%8A&max-results=20&by-date=true

今回は最終巻を読み終えたので、全体の感想を書きます。


■作品紹介
人類史上の最高傑作の一つ。トルストイが1873年から執筆を開始し、1875年から連載開始、1877年に単行本化した作品。
■要約
 アンナのストーリーと、リョーヴィンのストーリーが交互に進む形式で語られる。政府高官カレーニンの妻であるアンナは兄夫婦のオブロンスキーとドリィの夫婦ケンカを仲裁するためにモスクワへ赴く。そこで青年将校ヴロンスキーと恋に落ちる。
 地方の純朴な地主のリョーヴィンはドリィの妹、キティに思いを寄せていた。しかし、キティはヴロンスキーと結婚するつもりであった。
■美点
 表現の美しさにうっとりさせられてしまう。ストーリーもまさに「人間讃歌」。アンナに着目すると、一見よくある悲劇のヒロインのようであるが、彼女はその悲劇ゆえに自分の人生を全うしたのだ。巻末の解説にも書かれていたが、アンナをただの「悲劇のヒロイン」にしなかった点にこの作品の妙味がある。アンナだけではない。登場人物全員に深み・厚みがある、すなわち本当に一個の人間の存在を感じるのだ。例えば、作品ではアンナを高貴で美しい人物として表現しているが、その一方で覗かせる妖艶な顔や、辛い現実から目を背ける仕草までを克明に描いているのである。
■欠点
ない。
■感想
 実際に読んで見る前はトルストイの『アンナ・カレーニナ』とは、ただの「物凄く長い古典小説」という認識でしかなかった。いま読み終えて、以前の私のようにこの作品を「物凄く長い古典小説」という認識しかしていない方は本当にもったいないと言っておく。人それぞれ感じ方は違うだろうが、この作品を読んで「物凄く長い小説だったね」などとと言う人はまずいないだろう。

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