先週の金曜日(16日)に東京都写真美術館で「世界報道写真展2010」を見ました。普段から思い出したときに『DAYS JAPAN』で報道写真を見ている僕ですが、やはり展覧会で大きな写真を見ると訴えかけてくる力も違います。特に印象に残っているものをあげます。
・飢餓のために民衆たちが、殺したゾウを30分足らずで骨だけにしてしまう一連の写真
・動物を商品にする過程での「皮剥ぎ」などの写真
・胸毛をエステで脱毛した男性の写真
・爆弾による炎が雨のように町を焼く写真
上にあげた写真の他の写真も強い訴えがありました。しかし、このような世界の酷い現状を写真を通して目の当たりにしているにもかかわらず、僕の心はこの程度しか動かされないのか…と自責の念を感じました。
僕の中に世界情勢と自分を切り離している自分が確かにいる。
…いや、酷い現実から自分を切り離さないとやっていけないのかもしれません。それは僕が自分を見失わないために必要な自衛策とも言えます。しかし完全に切り離してしまうのは絶対に正しくありません。僕らには世界を知り、考える義務があるといえると思います。
「胸毛をエステで脱毛した男性の写真」がなぜ印象に残ったのか補足しておくと、商業主義によって「美」の価値観を決められて、行動を左右されていることが自分を含めた多くの人にあると気づかされたからです。
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