星 新一の『午後の恐竜』を読みました。彼の小説を読むのは初めてでしたが、とても読みやすい文体でした。なんでも彼は「ショートショートの神様」と呼ばれ、生涯の作品の数は1001篇を超えるそうです。(参考;wikipedia)
この本のなかで、とりわけ惹きつけられたのは「エデン改造計画」と「午後の恐竜」です。
「エデン改造計画」は短いながらも(掲載作品すべてが短いが…)訴えかけるものが強いと思いました。この主人公は自分の価値観における「文明」を押し付け、果たして正しいといえるのでしょうか?
現実世界、僕らの世界にも言えますが、「文明」は「闘争」によって作られてきました。しかしこの「文明」というものは「僕ら」を何処に連れて行くのでしょうか?「僕ら」は何がしたいんでしょうか?
「午後の恐竜」も結末は予想できますが、高度な「文明」への警鐘を鳴らしているのではないでしょうか?
評価 ★★★☆☆
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