世の中なんでも、わかりやすくないし、どれだけ説明されても理解なんてできない。

でも、あいまいなことを「書いていく」ことで、なにかが見つけられたらいいなって、そうおもってやってます。

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2010年7月27日火曜日

声の網

星 新一『声の網』を読みました。これはショートショートはショートショートなのですが一冊を通して繋がった話がつくられています。

この本、驚くべきことは1970年に書かれたということです。携帯電話もなく、インターネットない時代です。コンピューターによる監視社会、絶対に誰にも反抗できないユビキタスな支配。

この本を読んで現在、僕たちの暮らしている社会は「SF的」なのだと気づきました。インターネットという仮想空間で人と人が出会う社会、「ひとりにひとつ」というキャッチが生まれるほど携帯電話によって、繋がっているのが当たり前な社会、自分の「つぶやき」さえも世界に発信できる社会。

『声の網』を通して鳴らされる警鐘は1970年当時においてではなく、現代においてこそ強く響くと思う。この作品は是非読んでほしいです。

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