まず、自慢が多いです。私は○○を予想した。××も見事言い当てた。…などということを言いすぎで、とても五月蝿いです。
そして提案の根拠が薄い。本書の中心となる主張、20世紀のビジネスのやり方ではダメだというのは理解できますし、そのとおりかもしれません。しかし、政治に対する意見(たとえば道州制の導入や北方領土返還放棄)は、これを実行したメリットばかりいうのでなく、デメリットを述べた上で論を進めてもらわないと良い提案かどうかわかりません。これでは野球を見ていて監督にダメだしを言う観客と同じようなものです。
提案していることも、それほど真新しいものではないと思うし、論理よりも語調による圧力で読者を納得させている感があります。なによりも偉そうな文章が鼻につきます。実際に実力があって、偉いのかもしれませんが、偉そうにはしないでもらいたい。
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