「ボッコちゃん」
発想がすごすぎる。なぜこんな話を思いつけるのかがわからない。
「おーい、でてこーい」
人間の行動をよく捉えた作品だと思う。皆まで書かないところが巧い。
「暑さ」
法律的には正常だが、文脈的・文学的に見ると異常になる。ぞっとさせられた。
「生活維持省」
映画のように情景が自然と想像できた。せつない。
「ねらわれた星」
たった3ページの作品ですが、言葉の“あや”のようなものを利用していて見事。
「鏡」
悪魔に対する固定観念とも言える発想を一転させ、それでも“悪魔”を表現した巧みな作品。
「肩の上の秘書」
以前読んだ『オトナ語…』を喚起させる作品。言葉って婉曲のための道具的な側面って確かにある。
特に「ボッコちゃん」「おーい、でてこーい」は必読です。これを読まずして星新一を読んだとは言えません。他にもおもしろい作品が目白押しなので星新一の本を薦めるのなら、この本か『午後の恐竜』をあげたいです。
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