円城 塔「これはペンです」を読みました。『新潮』1月号掲載作品です。
冒頭の一文にクスリとされながらも一気に文字の世界へと引き込まれる、その力技には眼を見張るものがある。しかし、この作品を理解するには、現段階の僕の知識では足りない気がする。
あるいは高レベルの知識が求められると思わせるように書いてあるだけで、僕がはぐらかされているだけなのかもしれない。
「文字」について考えさせられた。作品を読んでいると、記号性が含まれていれば何だって文字になりうるのだということを、しきりに説かれた気分になる。また、不自然な光景がそっけなく語られるところがおもしろい。
はぐらかされている感が否めませんが、僕は読む価値のある作品だと思いました。
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