テントウムシやミノムシ、ゴキブリなど身近な昆虫の謎に迫る本です。昆虫雑学に溢れる本でとてもおもしろかったです。僕は昆虫はそれほど好きではありませんが、昆虫の生態を知るのは大好きで、この手の本は楽しくて仕方ありません。
この本は著者の経験を回想するようなかたちで書かれていて、とっつきやすいです。そのせいで著者のゴキブリを飼ったことがあるくらいの変態っぷりや、糞にもぐるフン虫の観察途中に平気でカップラーメンを食べてしまうことなどが印象に残りがちですが、そこには目をつぶりましょう。
ついでに言わせてもらえば、著者の昆虫スケッチがあまりにも上手なので、ゴキブリのスケッチなどを見ていると嫌悪感が湧いてきます。
さて、この本を読むと身近にいる昆虫に対しても自分がいかに無知かを思い知ることになるでしょう。例えば、テントウムシに幼虫はいるのかとか、ミノムシは成長したら何になるのかとか、カタツムリは生まれたときから殻を持っているのか等の問いに正確に答えられない人もいると思います。また、読んでいるときに上のような素朴な疑問を感じていた幼少時代を思い出す点もこの本の良いところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿